2017年1月26日、全豪オープンテニスBest4による準決勝が開幕しました。
フェデラーが、ワウリンカとのスイス対決を制し、決勝に進出。ナダルが、絶好調のディミトロフを制し、決勝戦に進出。
男子シングルスの決勝は、フェデラーVSナダルという夢のカードが実現しました!
2人とも、2016年の怪我による長期離脱を感じさせない、全盛期を彷彿ささせるパフォーマンスです。
このグランドスラム決勝での直つ対決は、ジョコビッチ・マレー時代のグランドスラム決勝で見られるのは、おそらく現役最後になる可能性が非常に高いです。
女子シングルスでは、アメリカのウィリアムズ姉妹が決勝に進出し、S.ウィリアムズが全豪オープン初優勝を果たした時と同じく姉妹対決となりました!
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全豪オープン準決勝&決勝の、テレビ・ネット放送一覧と、2017年から新しく始まった無料で見る方法をお伝えしていきます!
目次
全豪オープンとは?
引用|http://lifepages.jp/zengouopen2015-10585
全豪オープンテニスの2017年大会概要です。
正式名所|全豪オープン(Australian Open)
グレード|グランドスラム(4大大会)
開催日程|2017年1月16日(月)~ 1月29日
会場|メルボルンパーク(全26コート)
時差|日本が2時間遅い
大会種目|シングルス・ダブルス
特別種目|ジュニアの部・車椅子テニス
ポイント|優勝2000 2位1200
優勝賞金|優勝:3,700,000ドル 準優勝:1,850,000ドル ベスト4:820,000ドル
全豪オープンテニスは、4大大会(グランドスラム)一つで、オーストラリアのメルボルンで開催されます。
1905年、オーストラリアとニュージーランドの共同大会「オーストラレージアン・テニス選手権」として創設。1969年からオープン化され「全豪オープン」となりました。
全豪オープンは、全仏オープンと並び番狂わせが起きやすい大会と言われています。今年も錦織圭は一番の苦手とするジョコビッチが2回戦で敗退、マレーもケルバーも準決勝前に敗退しています。
また、エクストリームヒートポリシーという、気温が35度を上回った際などに、閉会式の天井を閉め空調を整えたあと試合を再開する独自ルールが設けられています。
夢のカードが実現!フェデラー vs ナダルを世界中が注目
引用|http://www.thetennisdaily.jp
ついに全豪オープンも決勝戦を残すのみです。
そして決勝戦は、テニスファンにとっては非常に嬉しい夢のカードが実現しました!
2011年全仏オープン以降の、グランドスラム決勝での直接対決です。
2016年は怪我による長期離脱を余儀なくされた二人。まさか2017年の復帰後初の大舞台で決勝での直接対決を行うことになるとは誰が予想できたでしょうか?
ビッグ4の時代は終わっていません。フェデラーもナダルも全盛期を彷彿させるようなパフォーマンスを見せています!
フェデラーはインタビューで、「全豪オープンで全力を出し切る。もしまた怪我により、5か月間歩けなくなったとしても。持っているものすべてを出し尽くすよ」と答えており、この決勝戦に全てをかけてきます!
ナダルは、「ロジャー(フェデラー)と全豪オープンの決勝で戦えるのは光栄、これ以上幸せなことはない。良い友人であり最高の人。彼をとてもリスペクトしている。」と答えています。
対戦成績は、ナダルとフェデラー対戦成績は23勝11敗で、ナダルが大きくリードしていますが、そんな結果は当てにならないでしょう。
また、ナダルアカデミー開校のイベントにフェデラーが出席するなど、2000年代をともに牽引してきた2人だからこそ、非常に有効的な関係を築いています。
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関連サイト
男子準決勝|「フェデラー vs ワウリンカ」「ナダル vs ディミトロフ」
決勝を見る前に、準決勝からの流れを理解していただけるとさらに楽しくなります。
まず最初にお伝えしたいことは、全豪オープンテニスの男子シングルスは、2017年も例外なく大波乱の展開になっているという事です。
フェデラー・ナダルの怪我による2016年の長期離脱を原因にビッグ4の時代は終わりお告げたとも言われていました。
ところが、実際に全豪オープンが始まってみたら、決勝はそのフェデラーとナダルの直接対決となったのです!
ジョコビッチ・マレーが上位を独占して、他の選手にチャンスがないのでは「いつものグランドスラム」です。
しかし今回は、「いつものグランドスラムではありません!」
女子も、昨年優勝のケルバーが敗退、ウィリアムズ姉妹がともに決勝に勝ち上がり、姉妹対決が実現しました!
- ジョコビッチ・マレーの敗退による世界ランキング1・2の不在
- 予想を遥かに超越した、フェデラー・ナダルの大復活
- 絶好調ディミトロフのブリスベン国際優勝からの快進撃
決勝の前に準決勝の見所をご紹介します。
見所がありすぎて紹介しきれませんが、決勝の前に準決勝を見る場合はご確認ください。
フェデラー vs ワウリンカ 準決勝のPOINT
引用|http://www.afpbb.com/articles/-/3115659
この2人は同じスイス🇨🇭出身のテニス選手です。
北京オリンピックでは、ダブルスでオリンピッックの金メダルを獲得したこともあり、お互いのプレーを理解し合っている2人が直接対決します。
ロジャー・フェデラー
グランドスラム男子シングルス最多優勝17回・歴代最長世界ランキング1位・通算獲得歴代最多賞金など、数々の歴史を塗り替えてきたことから、史上最高のテニスプレーヤー、生きる伝説と呼ばれています。
不仲説もありましたが、フェデラーは長期離脱中のインタビューで、早く本調子に戻り、スタン(ワウリンカ)とプレーをしたいと語っていたくらい、いい関係であります。
スタン・ワウリンカ
2014年、全豪オープンの覇者。テニス史上最高の片手バックハンドを持つと言われる
ビック4が表彰台を独占するこの時代に、ウィンブルドン以外のグランドスラムを、唯一3勝をあげている選手。
これまでにATPツアーでは15勝、グランドスラムでは3勝を挙げ、自己最高ランキングはシングルス3位。
実績だけではフェデラーに目劣りしますが、最大の特徴はグランドスラム決勝に出場した場合100%勝利する勝負強さです!
試合内容に波がありますが、逆にその波に上手く乗れば優勝ができる選手です。
結果
フェデラーが7-5、6-3、1-6、4-6、6-3フルセットの末、ワウリンカを制し、全豪オープン決勝へ進出。
同大会6度目の決勝進出を果たし、四大大会(グランドスラム)18勝目に王手をかけました。
ナダル vs ディミトロフ 準決勝のPOINT
2016年10月以来の対戦となるナダルとディミトロフ。
フェデラー同様、2016年の怪我による長期離脱が心配されていたナダルですが、全豪オープンが始まったらその心配は不要なほどキレキレのパフォーマンスを見せています。
その証拠に、準決勝のラオニッチにはストレート勝ち。
勝利後のインタビューで「勝っていた時も、自分の体を騙しながら戦ってきた。負けてていた時も厳しかったが、それはそれで良かったと思う。怪我を乗り越えたからこそ、今日この結果があるのだからポジティブにとらえている。」と答え、完全復活を明言しています!
対するディミトロフは絶好調で、ベスト4進出した選手では唯一全豪オープンを含むグランドスラムを優勝していない選手となりました。
世界ランキング自己最高は8位。2016年は思い通りのプレーができず、本来の力を出せないシーズンでしたが、2017年はスタートから絶好調!
1月1日に開催したブリスベン国際では男子シングルスのランキングTOP10の選手が半数の5人参加する中で優勝!
準決勝ではラオニッチ、決勝では錦織圭に勝ち自身のパフォーマンスの高さをアピールしました!
ディミトロフのプレースタイルは片手バックハンドのオールラウンダー。欧米では長く「ベビー・フェデラー」と呼ばれています。
サーブが強いですが、準決勝でのラオニッチ戦で証明した通り、それだけではナダルには勝てません。
ストロークではナダルが勝っています。
ストローク戦で勝るナダルが有利か?絶好調のディミトロフか?注目の一戦です。
結果
4時間56分のフルセットを制し、ナダルがフェデラーとの決勝戦に進出!
6-3, 5-7, 7-6 (7-5), 6-7 (4-7), 6-4
過去の対戦成績
フェデラーとワウリンカの対戦成績は、フェデラー18勝3敗。今回の全豪オープンで19勝3敗になりました。フェデラーの圧倒的な強さを示す結果となっています。
ナダルとディミトロフの対戦成績は、7勝1敗と勝ち越していますが、直近の試合で初の敗戦となっている。
女子準決勝|「バンダウェイ vs V.ウイリアムズ」「 ルチッチバローニ vs S.ウイリアムズ」
2016年の全豪オープン優勝者ケルバーを、25歳のバンダウェイ(35位)破る番狂わせが発生!
ベスト4にウィリアムズ姉妹が残り、バンダウェイを合わせアメリカ人が3名準決勝に準決勝に駒を進めました。
昨季最後の10試合では7敗を喫していたバンダウェイですが、2017年は大物食いが止まりませんでした。しかしV.ウィリアムズが準決勝でついにバンダウェイを食い止め、決勝進出が決定しました。
ルチッチバローニ vs S.ウイリアムズは、クロアチア出身34歳のルチッチバローニが快進撃をみせ女王S.ウイリアムズに挑戦。
結果は共にウィリアムズ姉妹が勝利。S.ウィリアムズが全豪オープンで初優勝した際と同じく、決勝は姉妹対決となります!
女子ダブルス・ジュニア・車椅子
スポナビライブでは、女子ダブルス、ジュニア、車椅子の試合もライブ中継しています。
地上波やBSのテレビ放送は予定されていません。
ジュニアの部では、日本のテニス界の至宝、内藤祐希・羽澤慎治・本田真唯が活躍。
女子ダブルスでは、杉山愛&藤原里華ペア以来、グランドスラム準決勝に進んだ穂積絵莉&加藤未唯ペア。
日本人初の全豪オープン決勝進出をかけた試合が放送されています!
※車椅子の決勝には上地結衣選手の出場が決定しました!
準決勝・決勝|テレビ放送一覧と日程
全豪オープンテニスの準決勝・決勝は、ダブルスは25日から、シングルスは26日から始まります。
テレビ放送の一覧は以下の通り、NHKとWOWOWが放送しています。
NHK
NHK放送日程の一覧です。
地上波・BSのテレビ放送では、NHKが唯一全豪オープンを放送しています。
※NHKでは男子・女子シングルス決勝のライブ中継はありません。翌日の録画放送となります。
■1月27日(金)
午前0:10-(午前2:20)
男子準決勝|フェデラー vs ワウリンカ
■1月28日(土)
午前0:10-(午前2:20)
男子準決勝|ナダル vs ディミトロフ
■1月29日(日)
午前0:15-(午前2:15)
女子決勝|S.ウィリアムズ vs V.ウィリアムズ
■1月30日(月)
午前0:10-(午前2:20)
男子決勝 フェデラー vs ナダル
WOWOW
日程 | 放送時間 | 放送内容 |
---|---|---|
1/26 |
午前8:55 | 車いす男女シングルス準々決勝 ※録画放送 |
午前11:55 | 女子シングルス準決勝 | |
午後5:20 | 男子シングルス準決勝 | |
1/27 |
午前10:00 | 車いす男女シングルス準決勝 男女ダブルス準決勝 ※録画放送 |
午後1:55 | 第12日女子ダブルス決勝 | |
午後5:20 | 第12日男子シングルス準決勝 | |
1/28 |
午前10:55 | 車いす男女シングルス決勝 男女ダブルス決勝 |
午後5:15 | 第13日女子シングルス決勝 男子ダブルス決勝 |
|
1/29 |
午後1:55 | 最終日ミックスダブルス決勝 |
午後5:15 | 最終日男子シングルス決勝 | |
2/2 |
午後5:30 | 女子シングルス決勝 ※再放送 |
午後7:00 | 男子シングルス決勝 ※再放送 |
|
2/4 |
午前7:15 | 車いす女子シングルス決勝 ※再放送 |
午前8:15 | 車いす男子シングルス決勝 ※再放送 |
全豪オープン決勝|インターネット放送一覧と日程
準決勝・決勝の放送日程です。
全豪オープンのインターネット放送はスポナビライブで放送されています。
全試合ライブ中継です。
1/25 (水) |
13:00|ゴフィン vs ディミトロフ
17:30|ラオニッチ vs ナダル
9:00|ジュニア 準々決勝 内藤祐希
11:00|ジュニア準々決勝 羽澤慎治
13:00|準決勝 穂積絵莉&加藤未唯
|
---|---|
1/26 (木) |
8:50|準決勝
13:00|バンデウェイ vs V.ウイリアムズ
14:00|S.ウィリアムズ vs ルチッチバロニ
17:30|ワウリンカ vs フェデラー
9:04|ジュニア 準々決勝 本玉真唯
10:45|車椅子 準決勝 上地結衣
15:00|ジュニア 準決勝 堀江亨
|
1/27 (金) |
12:45|準決勝
17:30|ナダル vs ディミトロフ
未定|ジュニア 準決勝
|
1/28 (土) |
未定|ジュニア 決勝
13:00|車椅子 決勝 上地結衣
17:30|女子決勝
S.ウィリアムズ vs V.ウィリアムズ |
1/29 (日) |
17:30|男子決勝 フェデラー vs ナダル
|
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全豪オープン2017決勝はフェデラーVSナダル!世界中が注目する理由
2017年の全豪オープンテニス、誰がこの展開を予想できたでしょうか?
これは2017年です。フェデラーとナダルがグランドスラムの優勝を独占していた時代ではありません。
フェデラーとナダルが怪我で長期離脱を余儀なくされ、ビッグ4は終わったと言われ続けた2016年の翌年の話です!
ここまできたら、フェデラー vs ナダルの全豪オープン決勝を見たい!ネット上は、そんな話題で持ちきりです。
ジョコビッチとマレーが2人揃って早期敗退したからこその話でもあり、今後グランドスラムで同じことが起きる可能性は極めて低いでしょう。
フェデラーとナダル『現役最後のグランドスラム決勝での直接対決』になる可能性は非常に高いです。見逃して後悔しないように注意してください。
女子決勝は、アメリカ出身のウィリアムズ姉妹対決です。
S.ウィリアムズが勝利した場合は、ケルバーを抜き、世界ランキング1位に躍り出ます。
まとめ
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