全米オープンテニス2017｜テレビ放送一覧とネット中継【無料】で見る方法

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※ATPツアーファイナル放送2017｜テレビ・ネット中継ガイドはこちら 

2017年 8月28日 ～ 9月10日に開催されている『全米オープン』はついにクライマックスを迎えました。

女子シングルスは、ノーシードのスティーブンスが圧巻の初優勝。

男子シングルスは、9月10日05:00〜 『ナダル vs. アンダーソン』の決勝戦です！

全米オープンテニスは、完全復活したフェデラー・ナダルが活躍。

日本人では錦織圭は欠場、大坂なおみは前回女王ケルバーを撃破し、3回戦まで進出しました。

本記事では、

• 全米オープンテニス大会情報
• 日程・対戦カード
• テレビ・ネット放送一覧
• 全米オープンテニスを無料で見る方法

以上の内容を中心に『全米オープンテニス・完全ガイド』として、テレビ・ネット放送を120%楽しむために必要な全ての情報を、解説。

日程・対戦カードも毎日更新しています。

有料放送・地上波・BSでは、全米オープンテニスを1回戦から決勝まで無料で見ることはできません。

無料で見ることが出来るのは、『WOWOW』だけです。

全米オープンテニスとは？

引用｜http://www.usopen.org/

全米オープン（US Open）は、毎年8月の最終月曜日から2週間にわたり行われる4大国際大会（グランドスラム）の一つ。

シーズン最後のグランドスラムとなります。

グランドスラムで優勝することは、テニス選手にとって最も名誉ある優勝です。錦織圭を始めとする、テニス選手全員が夢見てきた目標です。

主催および運営は全米テニス協会（USTA）が行なっています。

日本の方々に印象深いのは、錦織圭がマレーを破り、結果的に準優勝で終えた大会をが思い出されます。

また、地上波・BSで唯一テレビ放送がない大会としても知られています。

2017年｜全米オープンテニス大会概要

2017年全米オープンテニスの大会概要です。

優勝賞金・ポイントは以下の通りです。

獲得ポイントは全グランドスラムと同じポイント数ですが、賞金は大会ごとに違います。

2017年の全米オープンテニス賞金総額は、2016年から9％増加の50,400,000ドル（約56億6,300万円）

全テニストーナメントの中で、最も金額が大きい大会となりました。

日程・対戦カード

引用｜http://www.usopen.org/

2017年8月28日(月) ～ 9月10日(日)に開催される全米オープンテニスの大会日程です。時間は、日本時間を記載しています。

対戦カードは前日に決定するため毎日更新。注目の対戦カードは、黄色いマークで示しています。

1回戦 〜 4回戦

※スケジュールは変更になる場合があります。

準々決勝 〜 決勝

• WOWOW公式サイトでの『無料体験の申し込み』はこちら

シングルス優勝者2010〜2016

2016年の前回大会は、ワウリンカが自信初の優勝を達成しました。

2017年は、完全復活したフェデラーが間違いなく優勝候補筆頭。フェデラーを止める事ができる選手が現れるのでしょうか？

2014年には『錦織圭』が準優勝を果たしています。

年	男子	女子
2010年	ラファエル・ナダル	キム・クライシュテルス
2011年	ノバク・ジョコビッチ	サマンサ・ストーサー
2012年	アンディ・マレー	セリーナ・ウィリアムズ
2013年	ラファエル・ナダル	セリーナ・ウィリアムズ
2014年	マリン・チリッチ	セリーナ・ウィリアムズ
2015年	ノバク・ジョコビッチ	フラビア・ペンネッタ
2016年	スタン・ワウリンカ	アンゲリク・ケルバー

テレビ放送一覧

全米オープンテニスの地上波・BS・衛生放送のテレビ放送一覧です。

2017年の全米オープンテニスを放送するのは、WOWOWです。

地上波・BS（NHK）

全米オープンの放送は、地上波やBSではありません。

これは、錦織圭が欠場したからなどの理由ではなく、元々放映権に関して厳しい大会であり、今までもWOWOWの独占放送が続いていました。

テレビ東京などの、地上波各チャンネルやBSの各チャンネルでも、放送予定はありません。

• NHK公式サイト

WOWOW（ワウワウ）

全米オープンテニスを放送するのはWOWOWだけです。

WOWOWはグランドスラム全4大会を放送。

「シングルス」「ダブルス」は、男子・女子ともにライブ中継。テレビ放送・WOWOWオンデマンドを合わせて、ほぼ全ての試合を放送しています。

■メリット・デメリット

地上波・BS・衛星放送・動画配信サービスと比較した際の、WOWOWのメリットとデメリットです。

メリット

• グランドスラム（全4大会）を放送
• ライブ中継
• 外出先から視聴可能
• テレビ・スマホ・PC・タブレットなどさまざまな端末で視聴可能
• 映画・音楽ライブなど他の番組も見れる

デメリット

• グランドスラム以外のテニス放送が無い

WOWOWはグランドスラム以外に、マスターズなどのATPワールドツアーの放送が有りません。そのため1ヶ月後に解約する方が多いです。

テニスだけ視聴したい方は、解約と新規加入を繰り返しても問題ありません。

■e割・無料放送

WOWOWには以下2つの特典があります。

• 1ヶ月無料
• インターネット申し込み限定で「e割」が適用。初月料金が2,300円から1,800円に割引

以前は申し込みから手続きなど、テレビ視聴できるまで時間がかかりました。現在はインターネット申し込みのおかげで、申し込み後すぐに視聴できます。

また、大会初日は無料放送が配信されます。

詳細は、WOWOW 公式サイトをご確認ください。

■放送予定

WOWOWの放送予定です。予選から決勝までを連日ライブ中継を配信しています。

※対戦カードの詳細は、本記事上部の「日程・対戦カード」をご確認ください。

引用｜WOWOW

インターネット放送一覧（WOWOWオンデマンド）

インターネット放送の中で、全米オープンテニス（全英オープンテニス）を1回戦〜決勝まで見ることができるのは、WOWOWオンデマンドだけです。

インターネット中継ですので、外出先から見ることが可能。スマホ・PC・タブレットなど、様々な端末を使ってどこでも視聴する事ができます。

WOWOWオンデマンドを視聴するためには、WOWOWの契約が必要です。

• WOWOW公式サイト

WOWOWオンデマンドとは？

WOWOWオンデマンドは、WOWOW契約者が無料で利用することができる、インターネット動画サービスです。

全米オープンテニスは、センター・No.1・No.2の3つのコートを中心に試合が行われます。WOWOWオンデマンドでは、この3つのコートを全てライブ中継しているため、見たい試合を見ることができるのです。

注意点としては、WOWOWオンデマンドは1契約につき、1台までしか視聴ができません。テレビでWOWOWを見ながら、オンデマンドを1台スマホで見る事は可能です。

2017年5月24日には、Chromecast（クロームキャスト）にも対応。オンデマンドしか放送しない試合を、テレビの大画面で見ることができるようになりました。

WOWOWオンデマンドは同じ時間の3試合を放送

WOWOWは以下の3チャンネルで構成されています。

• 191チャンネル(WOWOWプライム)
• 192チャンネル(WOWOWライブ）
• 193チャンネル(WOWOWシネマ)

テニス以外にも映画・ドラマなど放送。全米オープンテニスは192チャンネル（WOWOWライブ）で連日ライブ中継を行なっています。

しかし、全米オープンテニスは同じ時間帯に複数の試合が行われているため、1チャンネルでは足りません。

「錦織圭の試合がテレビでは放送されているけど、本当は同じ時間帯のフェデラーの試合が見たい！」なんて事も考えられます。

同じ時間に行われている複数の試合は『WOWOWオンデマンド』で見ることができます。

BSアンテナが無くても全米オープンテニスを見る方法

BSアンテナが無い場合は、WOWOWオンデマンドで視聴します。スマホ・PC・タブレットさえあれば即視聴が可能です。

全スポーツで言える事ですが、スポナビライブ（全仏の放送は無し）でテニス中継が流行っている通り、アンテナは設置せずスマホ・PCで見る人が非常に増えています。

BSアンテナを新設する場合は、設置まで最短3営業日ほど時間が必要です。

申し込んでからアンテナ設置まで試合が見れない間は、WOWOWオンデマンドの放送を見れば良いのです。 

• WOWOW 公式サイト

全米オープンテニスの放送を無料で見る方法

『WOWOW』を使って、全米オープンテニスを無料で見る事ができます。

WOWOWは初月無料キャンペーンを行っており、無料期間に全米オープンテニスを見る事ができます。（9月8日に申し込んだ場合、10月7日まで）

無料期間中には解約ができないため、2ヶ月目の1,800円は払う必要があります。

つまり1、ヶ月分の料金で2ヶ月間WOWOWを視聴可能。テニス以外にも映画や音楽ライブなど、様々なチャンネルを見る事ができます。

もし試して必要なければ、解約しても違約金などその他費用は一切かかりません。

いつか再加入したとしても、1ヶ月無料は再度適用されます。

無料期間があるうちに、1度試しに使ってみる事をお勧めします。

ネットから申し込みをしないとe割適用1,800円ではなく、月額2,300円となるためご注意ください。

• 1ヶ月無料・e割適用でのお申し込みは、WOWOW 公式サイトをご確認ください。

出場選手

男子世界ランキングトップ30の選手には出場義務があり、揃って全米オープンテニスに出場。

不参加の選手には斜線を引いておきました。

他にも、予選から勝ち上がった選手、ワイルドカード（主催者推薦）ラッキールーザー（欠員による繰り上げ出場）の選手を合わせ、合計128名の選手が出場します。

男子世界ランキング　8月28日時点

順位	選手名	ポイント
1	ラファエル ナダル	7,645
2	アンディ マリー	7,150
3	ロジャー フェデラー	7,145
4	スタン ワウリンカ	5,690
5	ノバク ジョコビッチ	5,325
6	アレキサンダー ズベレフ	4,470
7	マリン チリッチ	4,155
8	ドミニク ティエム	4,030
9	グリゴル ディミトロフ	3,710
10	錦織 圭	3,195
11	ミロシュ ラオニッチ	2,870
12	ジョーウィルフリード ツォンガ	2,690
13	ロベルト バウティスタ	2,525
14	ダビド ゴフィン	2,525
15	ジョン イスナー	2,425
16	ジャック ソック	2,345
17	ニック キリオス	2,325
18	トマーシュ ベルディハ	2,310
19	パブロ カレノブスタ	2,225
20	ルーカス プイユ	2,210
21	サム クエリー	2,095
22	ガエル モンフィス	1,915
23	ジレ ミュラー	1,885
24	アルベルト ラモス	1,815
25	ダビド フェレール	1,695
26	ファビオ フォニーニ	1,580
27	ミーシャ ズベレフ	1,484
28	フアンマルティン デルポトロ	1,460
29	カレン カチャノフ	1,390
30	リシャール ガスケ	1,390

引用｜http://sportsnavi.ht.kyodo-d.jp

TOP30の選手は出場義務がある

世界ランキング30位以内の選手は、以下の大会に出場義務があります。

欠席した場合は0ポイント扱いとなり、世界ランキング的には非常に不利な状況となります。

• グランドスラム（全4大会）
• ATP Masters 1000（モンテカルロを除く全9大会中8大会）
• ATP World Tour 500（全11大会中4大会）

日本人の出場選手

■男子

• 杉田祐一
• ダニエル太郎

■女子

• 土居美咲
• 大坂なおみ
• 奈良くるみ
• 尾崎里紗
• 日比野菜緒

ドロー・トーナメント表

2017年大会のドロー・トーナメント表です。

引用｜WOWOW

全米オープンテニスのPOINT

全米オープンテニスの視聴ポイントです。

Point 1｜怪我による欠場

全米オープンテニスは、怪我による欠場が続出しています。

そのうち、錦織圭・ジョコビッチ・ワウリンカは今シーズンの早期終了を明言しており、休養とリハビリに励んでいます。

トップ選手がこれだけいないグランドスラムも珍しいですが、残った選手は優勝の可能性が増えているということです。

Point 2｜新旧世代の戦い

テニス界は、現在3つの世代が混在しています。

• フェデラー・ナダル世代
• ジョコビッチ・マレー世代
• ズベレフ・キリオス世代

このうちジョコビッチ・マレー世代は欠場。

ズベレフ・キリオス世代は、イタリア国際での優勝や、ウエスタン&サザンオープン準優勝など、今シーズンは今までにない記録を樹立しています。

マレー・ジョコビッチが不調のシーズンだからとはいえ簡単なことではありません。新世代は確実に成長しています。

旧世代と新世代の対決といっても、過言ではない大会となりました。

Point 3｜出るか！？グランドスラム初優勝！

上記でも紹介した通り、全米オープンテニスでは、怪我による欠場が続出。

これによりビッグ4が独占していた『グランドスラム優勝』という栄光を獲得する可能性が増えました。

杉田祐一ら日本人選手も含み、これをチャンスと捉え、プロテニス選手の夢として優勝を狙っていくるでしょう。

女子シングルス・車椅子もWOWOWで放送

引用｜https://www.thetennisdaily.jp/

※大坂なおみが、初戦で前回優勝の女王ケルバーを撃破しました！

WOWOWでは、全米オープンテニスの女子シングルス・車椅子も放送します。

女子シングル（WTA）では、土居美咲、大坂なおみ、奈良くるみを中心とした日本人選手が出場。女子テニスは戦国時代に突入しています。

セリーナ・ウィリアムズは、引き続き産休で欠場となっています。

全仏オープン女子シングルスでは、1968年プロテニスのオープン化後、初のノーシードからの優勝という快挙をオスタペンコが達成しました。

その結果が証明する通り、力の拮抗により誰が優勝してもおかしくないのが今の女子テニスです。

優勝候補

全米オープンテニス優勝候補の選手を解説していきます。

ロジャー・フェデラー

引用｜http://www.wimbledon.com/

ロジャー・フェデラーが全米オープンテニスに帰ってきました。優勝候補No. 1は間違いなくフェデラーでしょう。

2016年の怪我から完全に復帰。「全豪オープン優勝」「サンシャインダブル達成」など、考えられる中で最高の結果を残しています。

クレーシーズンは、体への負担を理由に辞退。

グランドスラムにはトップ30の選手に出場義務がありますが、フェデラーは欠場条件を満たしているため、ポイント0扱いにならず、世界ランキングへの悪影響はありません。

クレーの大会は戦友ナダルの独壇場となり、ナダルはオープン化以降初の全仏オープン10回目の優勝を達成しました。

フェデラーはその時間を、十分な休養とグラスコート（芝）への調整に当てウィンブルドンを順当に優勝。

全米オープンテニスもこの調子は変わることはないでしょう。

2017年シーズンが始まる時に、この状況を誰が想像できたでしょうか？

そして、今シーズンはなんと2度目となるグランドスラムでの『フェデラー vs. ナダル』。

「テニスの神様からの贈り物」と言っても過言ではないこの準決勝から生まれる、新しいドラマに注目です。

KING OF CLAY｜ラファエル・ナダル

引用｜http://www.usopen.org/

全米オープンテニスで過去2度の優勝を誇るナダル。全米オープン開催時は、世界ランキング1位に返り咲いています。

2017年はフェデラーと共に完全復活を果たし、圧倒的な強さでフェデラー以外には1度しか負けていなナダル。ストローク戦に持ち込むことができていれば優勝もありえます。

準決勝では、安定したプレーでデルポトロを圧倒。全米オープン決勝では、アンダーソンを迎え撃ちます。

新世代｜ズベレフ・キリオス

6月のイタリア国際で、ジョコビッチの19歳に次ぐマスターズ最年少優勝記録（20歳）を樹立したA.ズベレフ（愛称：ミーシャ）。

上記画像はイタリア国際優勝の瞬間です。あのジョコビッチが熱い抱擁を自ら行い、「テニス界の新しい時代を受け入れた瞬間」とも取れる珍しいシーンでした。

ズベレフは、210kmを越すサーブや、ストロークの強さから、芝のサーフェスは相性抜群。優勝候補と言って間違いないでしょう。以前からナダルなどのトップ選手から次世代を担う選手と言われ、当サイトでもNo. 1注目若手です。

ライバルであるニック・キリオスは、ウエスタン&サザンオープンで自身初のマスターズ準優勝。

ズベレフとの差が開いてしまったと意識しているのか、ここ最近の試合中の集中力が増し、それが結果として現れています。

もともと才能はズベレフに引けを取らないため、良いプレーができれば世界ランキング17位でも、優勝もあり得ます。

まとめ

2017年全米オープンテニスの放送を、1回戦〜決勝まで無料で見る事が出来るのは、テレビ・ネット動画全ての中で『WOWOW』だけです。

テレビ東京では見たい試合が放送されていなかったり、放送試合数が少なく物足りないという方は多く、全米オープンテニスを視聴するにはWOWOWが必要です。

※1ヶ月無料のお申し込みは『WOWOW 公式サイト』をご確認ください。

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